bonus track: rem (free dl)

top secret (remix by omoide label)


credits
released 13 June 2015

OMOIDE 079 Top Secret EP
6 Track EP
Produced by Hyuga Daichi
Cover Design by RiVAQ

Released by OMOIDE LABEL
//https://www.facebook.com/omoidel
Release/Catalogue Number : OMOIDE 079



review…

本来、サンプリングミュージックは別としても録音の段階でノイズが入るということは御法度だ。しかし、この「top secret」というEPではすべての曲にノイズが混じりハイハットやスネアの音も高周域がほぼなくなっている。まさにLO-FI。言い方を悪くすれば未完成の音楽であり耳の肥えたプロリスナーに聴かせて感想を頂いたら一曲目を3秒だけ聞いただけでヘッドホンを外しこういうだろう。「このEPはマスタリングもまともにしてないし糞だね」

しかし、非常に残念ながらそういった Low-Fidelityな音楽を真愛してる人種だっているのだ。

このEPはまさにbedroom technoであり、90年代後半から00年代のBraindance musicの中でもambientな楽曲をRephlexからreleaseしていたcylobのシンプルな構成や、ghostly intl.のshigeto的なchillい雰囲気を感じることができるだろう。
しかしながら、彼らの楽曲と違うのはどこか一か所に大きな穴が開いているかのように不完全な部分だ。どこがとは言えない。なぜなら完壁なのだから。つまりは石垣のように大小さまざまな石が積み重なり大きな壁となっているように、この「top secret」という一枚も、大きなキックやタム、そしてハットなどのドラムス、さらにそれを覆い包むように深いリバーブが効いたストリングスが流れてシンセが稀に弾ける。それだけではない、大事なのがそれぞれの音の隙間を埋める役割のnoiseだ。あえてnoiseを埋めることで全体をまとめ、まさに完全な壁にすることができているのだ。

決して高尚な音楽ではなく、自己主張も少ない。狭い4畳半の部屋で布団に入りながら今にも壊れそうなラップトップでシーケンサーとシンセサイザーを使って自分が愛する為の音楽を作り、恐る恐るinternetという窓から飛ばしてみる。自分と同じ仲間が居ないのだろうか。期待と諦めが半分ずつの気持ちで。

ここまでまともな解説をしている気がしないが読んでくれたなら、もう一度聞いてみてほしい。
なにかを感じたら彼の友達だろう

white by sptenber

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