FLAT402…afterword

 

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All of the performers, audience…and,
Internet!!
Thank you very much!

CWkFsmIVAAAqbIj




Afterword

私は今、満足感を得ている。

しかしながら、それだけで終わってしまうのも忍びないので、

 

 

 

をここでしてしまいたいと思う。



FLAT402の由来


 

FLAT…… 床、家などの意味から語源が来ており、名詞だとアパートメントを指す他、平らな、平たい、♭、音が下がる等の意味

402…… httpステータスコードのクライアントエラー、「402 Payment Required」。支払いが必要である。現在は実装されておらず、将来のために予約されているとされる。という意味から由来。


もしも、世界中の人が言語が一緒で、感情もストレートに分かち合うことができたら。

partyに出かけることなくパジャマのまま好きなartistのliveやdjを楽しむことができたら。

お金を気にすることなく世界中のアーティストを集めて、24時間。常に音楽が流れるお祭りができたら。

そのお祭りでお金を稼いでアーティストに出演料を支払うことができたら。

……。

そういった思惑、いや、あまりにも夢物語すぎて願いともいうべきことをやってみようと思った。

参考にしたのはdommune,2.5d,boiler room…数々のストリーミングメディア。しかし、それらはリアルワールドでの拠点(HOME)があるからこそ運営できている。

一方の私は現実世界にある数々のシガラミを超えることのできる方法は無いかと模索していた。
配信されている会場には居ない、PCの画面を見つめる視聴者も一緒に体験することができる方法はないのだろうか。

そんな中、SPF420というオンラインイベントを知って衝撃を受けたのだ。

そこではDJをしているミュージシャンはクラブやライブ会場に赴くことなく、自分の部屋でWebの向こう側にいる観客に向かって手を振る。その向こう側にいる顔の見えない多くの観客はキーボードを打ち、チャット欄を爆発させる。これこそ私の求めるものだった。仮想空間に飛び込むことによって全てのしがらみを排除し、音楽そのものを直接、永遠に楽しむことができる事に確信を持った瞬間だった。

 

更に、もうひとつ目論見があった。

実は今回の企画は動画サイトや音楽SNSで曲をアップするだけに留まり、作曲制作を主で活動している方々が、外現場でのライブという敷居の高さや苦手意識を少しでも少なくできる方法はないかと考えて思いついた企画でもある。

DJもLIVEもやったのとがない人は今では無料で出来るDJソフトもあるし、これをきっかけに始めて見るのも良し、自分の曲をフルで次々にアルバムを聞かせるみたいに流すだけでも良いと思う。少しでも興味や野心が有るのならば自分の作品を多くの人に聞いてみてもらうチャンスを与えてみて(という言い方は上から目線になるが…)それによって少しでも帰ってくるものがあればいいのではないかと考えている。

 

 

https://docs.google.com/document/d/146BGwJyfMi0liQTs9zYe1H0nie9gxTWw1IKQ7dQYD18/edit



 

この企画の狙い


上の文章は出演ブッキングの際に添付させてもらった企画書の冒頭部分である。

長々と書いているがようするに、インターネットをツールとして使うのではなく、インターネットの中ですべて完結できていて、ライブやDJの経験が少ないひとも多いひとも、観客共にエキサイティングな経験を得る仕組みを作る。というのが目的だ。

それが第一であり、
次点に、タイトルにも掲げた「402 Payment Required」という、未来へのマネタイズの実験

さらに、インターネットを活用することでの使用言語を問わないコミュニケーションの形成と、時間も問わないライブパフォーマンスの実現を目指している。

それがFLAT402だ。

 

正直、企画した本人から見ても夢物語である。

それではここまで読んでくれた人を飽きさせないためにも具体的な方法を挙げていこう。

 

第一の「インターネットを利用して、ではなく。インターネットの中ですべて完結できていて、ライブやDJの経験が少ないひとも多いひとも、観客共にエキサイティングな経験を得る仕組みを作る。」

というのは、企画書にも書かれているとおり、
リアルワールドのライブを光回線を通して世界中に配信する。という、従来のインターネットをツール的な使い方での活用方法に対して、SPF402のような、(またはニコニコ生放送のような)インターネットという仮想空間にダイブした個人(ここではリスナーとパフォーマー)を一つのチャンネルにまとめて、それをミュージックフェスとして配信する。ということだ。

あくまでもgoogle chromeのタブは仮想空間を除く窓であり、FLAT402というフェスが開催されている場所はインターネットなので、パフォーマーはもちろんのこと、リスナーもチャットやツイッターに感想を書かない限りは参加していない。

そういう設定だ。

ニコ生、ustream,その他の配信ツールで配信しているのはリアルワールドに存在する一個人なのだから仮想空間ではないのではないかといわれるとそうなのだが、「配信をする」という行為を、ココでは「仮想空間にダイブする」と置き換えている。

今後の仮想現実形成技術の発展によっては、本当に仮想空間に集まり、音楽体験をも得ることができるかもしれないが、2015年現在では現実体験までは得ることができていないし、なによりも普及していない。

その部分が解消されることによって、このFLAT402という企画は「そういう設定」という後付けを取り外すことができるようになるだろう。

・・・・・・

第三に挙げたインターネットを活用することでの使用言語を問わないコミュニケーションの形成と、時間も問わないライブパフォーマンスの実現。について。

 

まずは時間を問わないライブパフォーマンスの実現について2つの説明がある。

一般的に世界の時計はそれぞれの国のUTC(協定世界時)を下に太陽の運行と時間の表示がさほど狂わないように調整されているのはもちろん知っているだろう。

今回は16時間となってしまったが、一日の24時間をフルに活用することで、各国の標準時間に沿った無理のない出演時間の調整が可能になるのだ、

今回の場合、731recordsから「JPRN」が出演してくれた。

彼はアルゼンチン在住なのだがアルゼンチンと日本の時差は12時間。
つまり、日本時間で昼の13時に出演してくれたとき、彼は深夜1時にライブを行っていたということだ。

これを応用すると、日本だと皆が寝ている深夜2時から9時頃まで、日本以外の国からアーティストをブッキングすることで24時間のオンラインミュージックフェスが可能となるのだ。

さらにもう一つ秘策がある。ここがSPF420との違いでもある。

google hungoutを使用したリアルタイムでのパフォーマンスだけでなく、VIDEO LETTERという方法での参加も許可していた。
つまりは、30分ないしは60分のライブパフォーマンスの動画を撮り、それを私が受け取って当日のタイムテーブルの時間に配信するという方法だ。
これならばさらにパフォーマーの負担は減るし、参加もしやすくなると考えて考案した。

今回FLAT402の参加者の中で録画、録音で参加してくださった方を上げると、LEXIS SHII,HOL3000,tameike,CHARLOT,INDUS BONZE,AMAHISA,BOOL.(敬称略)がいる。約1/3の出演者がVIDEO LETTERでの参加となる

さらにこういう声もある

前述したように、ライブパフォーマンスする手段がない人に救いの手を差し伸べることができるのが、このvideo letter形式なのだ。

今回だとAMAHISA氏やINDUS BONZE氏がライブパフォーマンスというよりも30分のミュージックビデオといえるような形式で参加された。
過去も未来も行き来している音楽フェス。こんなミュージックフェスイベントはこれまでにあっただろうか?

ミュージックメイカーはクラブやライブなどの音楽体験がない人も多くいる。今後はさらに増えていくだろう。
そういう人たちを取り込んでいくことが今後のリアルワールドのクラブやライブハウスの課題となっていくだろうと私は想像している。

 

しかしながら、もちろんこれら方法は音楽フェスというサブタイトルを掲げるにはどうかと思うという声もあるかと思う。全員がビデオでの参加となったら其れは其れで私も困る部分がある。
しかし、実際のところ音を楽しむということができればそれでいいと私は考えるのだ。
その純粋に音楽を楽しむという点のみを提供することができるのが仮想空間というインターネットだと気づいたし、現実だといろいろな付加があるために不可能だから、こういう企画を行った。

本当に使用言語を問わず、時間、未来と過去、すべてが行き来していたイベントが、FLAT402だったのだ。

 

現実だと集客、参加費や入場料、たばこの煙、好きでもない曲。せっかくお金を払って、自分の時間を切ってまで来ているのにネガティブなことがオプションでついてくることも少なくない。
もちろん、現場のすべてを否定はしない。私自身も現場の音は好きだ。得るものもたくさんあったし、出会った人もたくさんいる。

しかしながら、もうそろそろバーチャルワールドでの音楽体験も生まれてきてもいい時代なのではないかと思い募らせ、21世紀にもなり、いまだ、誰も特に日本で実行しないのであれば私が具現化していこうと考えた結果がFLAT402なのだ。

 

第二の未来へのマネタイズの実験は後述する。>>マネタイズと今後の展開について。

 



 

今回の反省点と良かった点


これらのことを踏まえて、今回の第一回目はどうだったのかと振り返ってみる。

まず、良かった点。

  • 狙い通りに日本国外のリスナーが参加してくれた

これはかなり重視していたことだったので非常にうれしかった。
私の知る限りでは韓国語を使っている方や、もちろん英語の方もいたし、日本語のかたから反応もダイレクトにchatやtwitterで頂くことができた。大変ありがたかったしうれしかった。
フェイスブックやツイッターでも英語を使うようにしていたし、このブログでもFLAT402に出演者紹介記事にはアーティストの英文でのプロフィール文を記載するようにしたりしてた。

  • 出演者、観客ともに楽しんでくれた

私自身、大変ではあったが本当に楽しかった。人生で最高の誕生日プレゼントだった。
お世辞と建前だったとしても出演者側の「楽しかった」「面白かった」「貴重な体験だった」というのはありがたい。
観客からのダイレクトに反応を頂けるのは、いい部分は励みになるし、悪い部分はすぐに対応することもできる。

悪かった点。

  • 参加方法がわかりにくかった

ブッキングさせていただいた方には一応企画書には目を通してもらっているとこちらは思ってはいたが、間に合わせるために大雑把な文章になってしまい細かい配慮が足りなかったと思う。
そのことで私の負担を減らすために出演時間帯や紹介文を送ってくださるような導線を引いたつもりだったが、逆にわかりにくくなってしまっていた。
このときの対処はすぐに直接交渉をするという方法に素早く切り替えたので済んでの処で対応ができた。めんどくさがらず一対一で話したほうが早いしお互い信頼も蓄積できるので一番良いですね…

  • 機材トラブルが多かった

これは100%私のミスである。もっとリハーサルを行い、様々なパターンを想定して運行していかなければならない。

  • ブッキングの遅れによる細かい部分が未完成

絵チャットの要素も本当はもっとイラストレーターの方をブッキングしていきたいと考えていたし、告知も様々なメディアを巻き込めればもっとインターネットのお祭りという雰囲気が出来ていたと考える。
しかし、現実はブッキングとその後の対応に追われてしまい、そういった細かい演出に手を回すことができなかった。

もっと細かいこともあるが、全体的な評価として、未完成ながらもうまく纏めることができたのではないかという評価で60点といったところか。カナリ甘めだ!

スケジュールとしては、11月15日ころから一週間程度で企画書を書き上げ、それから二週間かけてブッキングをして、出演者が固まった段階でタイムテーブルの調整とWEBの構築。この段階で12月の最初の週が過ぎている。それからはさらに細かいタイムテーブルの調整とWEBの修正。加えて宣伝活動を一週間かけて行って本番に至った。

まったく自分のリハーサルをすっぽかしていたので機材トラブルが起こってしまった原因である。

評価の60点の内の10点分は一か月くらいのスケジュールで間に合わせた事と、全部一人でやっているという自負からくる10点だ。私は11月くらいかなりイライラしていたし心労が絶えなかったぞ。もっと褒めてくれ。



 

マネタイズと今後の展開


今後の展開として、まずはマネタイズをしていかなくては継続はしていけないだろうと考える。音楽でメイクマネーをしていかなければアーティストは死ぬし、何よりもまず、私が飢え死ぬのだ。

実際、リアルと同じようにせめて5000円くらい出演料を払おうと考えた。リアルと評価(?)を同じ位置にするためにも。
しかし、今回のFLAT402の出演者は私を抜いて18人。
5000円×18人=9万円……
たぶん、大箱でやってるイベンターさんとかなら、ハコ代やノルマが無い分安いじゃんとか思われそうだが、私にとってはキツイのです……生活があるんです…。
今回はごめんなさい。をして、過去に対価を払ってもらうことにした。

つまり、FLAT402のアーカイブ動画をyoutubeに限定公開でアップロードして、bandcampを利用し、特別MIX音源やイラストと共にそのyoutube playlistのURLを記載したテキストファイルを同封し「1ドル+α」の値段で販売するという方法だ。

これで当日は参加できなかった人もたった1ドルのチケットを購入するだけでイベントの全容を観ることができる。
もちろん当日、video letterで参加してくれた方の動画はフルHDで上げているので私の乏しい回線によって配信時に画像劣化してしまったバージョンではない、綺麗な動画を見ることができる。

これによって得られた資金は、
「出演者+協力レーベル+ペインター÷利益=」の式で、イコールが$1以上になったときに出演者と協力レーベルに分配する仕組みになっている。ちなみに、それ以下であれば731recordsが制作費にあてさせていただきます。

なので、どんどん買ってね!

<<<BUY for ARCHIVE>>>

 

さらに次からすぐにでも改善すべき点は

  • まず、配信クオリティーの向上と機材トラブルをなくす
  • 早めのブッキング
  • 参加システムをわかりやすく提案する
  • 協力者を得る
  • 告知をもっと広く行う

というのがあげられるだろう。

それから、もっとブランディングが成功し積み重ねていければ、オリジナルグッツの販売によるメイクマネーや、その制作をどなたかとコラボするともっと幅広い層へ広告が打てるようになるだろう。

たぶんそのころには仮想現実の技術が普及しているだろうし、新しい次のステップに移行していると未来を信じていたい。

重ねて、FLAT402の内容を言語化し、すべて公開したのはインターネットフェスというものがメジャーなものになってほしいという願いからである。こういう企画をどんどんパクッて、音楽を楽しむ環境がより良いものを生み出していってほしいと思っている。



 

第二回開催は?


ある。

次回は4月。402に由来した日でやる予定です。

内容は
日本の環境音楽、実験音楽を主として活動している人と、海外のambient,experiment musicをメインとしているアーティストを合わせてみるのも面白いと考えていたり、

今回、協力してくれたPure Aestheteとのコラボでポップ寄りなイベントでもおもしろそうだとも考えていたり、まだ未定ではありますが今回は3か月前にはブッキングしていくぞ!と意気込んではいます。

次回もお楽しみに!

happy holiday!

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